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2018年1月 Expression(神保町サロン)主催、投扇興の会を開催しました。

場所 新宿 シアターPoo 
住所/〒160-0022 東京都 新宿区 新宿3-35-5 守ビル3F
TEL&FAX/ 03-3341-8992
時間 19:30スタート 22:00 終了予定
料金 6000円(飲み放題、食事付き、持ち込みOK、投扇興付き)

投扇興(とうせんきょう)とは、桐箱(枕と呼ばれる)の台に立てられた的(蝶と呼ばれる)に向かって扇(おうぎ)を投げて、投げ終わって蝶が倒れた時点の、扇(おうぎ)・蝶(ちょう)・枕(まくら)によって作られる形を、源氏物語や百人一首になぞって点数をつけ、10回投げ終わった後の点数を競う競技です。

投扇興(とうせんきょう)とは、桐箱(枕と呼ばれる)の台に立てられた的(蝶と呼ばれる)に向かって扇(おうぎ)を投げて、投げ終わって蝶が倒れた時点の、扇(おうぎ)・蝶(ちょう)・枕(まくら)によって作られる形を、源氏物語や百人一首になぞって点数をつけ、規定回投げ終わった後の点数を競う競技です。

日本人が持つ美的感覚には、

「雅(みやび)」
「もののあはれ」
「幽玄(ゆうげん)」
「侘び(わび)」
「寂び(さび)」
「粋(いき)」

など 様々なものがあります。

最近では「カワイイ」「萌え(モエ)」なども海外でそのまま使われています。

これらの抽象的な観念を扱えると、とたんに言語活動で扱える情報量が増えます。投扇興の会では、メンバー同士の交流と、「雅(みやび)」をインストールすることを目的としました。

「雅(みやび)」は「宮ぶ」から派生した言葉だそうです。宮廷風であることが元来の意味だったそうで、上品で優雅で、都会的に洗練された趣(おもむき)がある感じでしょう。

日常生活から少し離れて、スタイリッシュで少しナルシシズムが入っているかもしれません。そんな「雅(みやび)」な自分の美的感覚を信じることで、扇の手離れが途端に良くなります。扇が自然に一回転し、蝶を捕まえてくれるのです。

 

自意識を手放してに、重力と風と形状と、自分のちょっとした添える力、が言葉を超えてブレンドされてくる。そんな遊戯の世界の中に入ることができした。

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