Expression(神保町サロン)交流会 #2
「人工知能、ジェンダー、マストドン 多様性を支えるTECH(テクノロジー)」
※このページはイベントのアーカイブです。
■19:00開始 21:45頃終了予定
■場所 SOOO dramatic & reboot
〒110-0004 東京都台東区下谷1丁目11
http://sooo-dramatic.com/
東京メトロ日比谷線「入谷駅」1番・2番出口から徒歩1分です。
JR山手線「鶯谷駅」南口からも徒歩5分です。
■会費 4000円 Peatixか、当日入場時にお支払い下さい。
(当日キャンセルは、キビシーざます)
■定員20名
神保町サロン(物語から解放される時代を生きる)の交流イベント第二弾です。神保町サロンに来たことのない方も大歓迎のイベントとなりました。一番最初に、主催の石塚から、イベントを企画した背景について説明しました。
情報空間から、または宇宙からやってくる、まだ得体の分からないもの。
それを、どんな手段で、どんな媒体に、どう出現させるのか。
安心な空間に身体を置くと、祈りと処理が同時に作動する。
そういう場が日常にあったら、自分の存在がもっと強いものになっていく。
なぜなら、それは楽しいから。楽しさは正義に勝る。
遊戯の中の存在論。
楽しさの後に、正しさがついてくる。倫理は存在の後についてくるのだ。
ハッキリとしたフレームを掴むまえの、「こんな感じ」というクオリア(感覚質)。
クオリアは空(くう)のような言語活動だ。
フレームにはめる前のクオリアをたくさん持つことで、言語活動の幅が無限に広がる。
そういうものをインストールしたい。
より根源的なところに思考を飛ばせば、第三の案がでてくる。
二項対立的、ロジックで考えていると発生する問題も、
クオリアから、
もっと奥の阿頼耶識から、
無限の情報空間から、
もともとの問題が無かったかのような新しいビジョンが湧いてくる。
ベルクソンが言った言葉に「エラン・ヴィタール élan vital (生命の飛躍)」というものがある。
ベルクソンは人に生きる意味を与えるために、あえて形而上学に挑んだ変人だ。
生命には過去を断絶して、新たに違った姿に飛び越える力がある。
常住なる永遠不変のものはないが、関係性はあるのである。
無と縁起。 カオスからの秩序。
それは楽しい、創造活動。
話者は水曜日昼の神保町サロンにも来てくださって、特に印象深い話をしてくれた方たちです。料理とお酒を楽しんでもらいながら、話者の方におひとり20分~30分で話をしていただきました。
人工知能、ジェンダー論などもかかわってくるセクシャリティー、教育とマストドン、話題を幅広く刺激的な夜を過ごして貰えるように準備しました。
■「現在、AIはどこまでできるのか」
遠藤 太一郎さん
CNNやRNN、そしてGANなどの事例についても詳しい最先端の人工知能エンジニア。NVIDIAカンファレンスの取材なども行っている。その射程はビジネスへの応用領域にも及ぶ。
■「セクシャリティーの理解と現象学の関係性」
いりや(古怒田望人)さん
大阪大学人間科学研究科在籍。トランスジェンダー。哲学カフェふらてるを主催。特にレヴィナスを得意としている。
■「マストドンで切り開く、新しい教育の姿」
山内学さん
株式会社THINKERS代表取締役。学校を超えて学びあえる10代のSNS『THINKERS』が、学研アクセラレーター2015に採択。過去に設立した2社をバリューコマースとデジタルガレージグループに売却。
■当日提供したお料理(会場でお料理の写真を撮り忘れました…)
今回は神保町サロンのレギュラーメンバーが調理を担当して、オードブル、お肉料理、炊き込みご飯を提供しました!料理は創造性を発揮する楽しい場所です。買い物から一緒に行いました。
夏の定番 トウモロコシ
メキシカンサラダ
ラタトゥイユ
オクラ、ナス、トマト、チキンのカレー 真千子氏
しらす×枝豆!夏のさっぱり炊き込みご飯
ビール、酎ハイ、ハイボール、日本酒をご用意しました。