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  • 執筆者の写真石塚

池上高志先生(東京大学)「リアリティとは何か」

東京大学の池上高志先生に「リアリティとは何か」について聞きました。


池上先生の登場は30分30秒あたりからです。


数学と倫理、物理と法律など、普段は干渉し合わない領域やベクトルが干渉する時、それはどのような現れ方をするのか。


人工的な生命、それらに存在性があり、自立性があり、人間などの他生命に影響を及ぼす時、世界にはどのような変化があるのか。


池上先生の話から、人工生命は閉ざされた認知の世界を開いてくれる存在だと分かります。

「我々は思考と存在の相関物にしかアクセスできず、片方を抜きにしてはそのどちらにもアクセスできないという考え」(メイヤスーの定義)という相関主義を乗り越えようとする思弁的実在論。


人工生命のセンシングやフィードバックは思弁的実在論のような新たな実在や認知形式を提示してくれる予感があります。


生命であるための要素は『自律性、相互作用性、存在性』というところもポイント。


ぜひ聞いてくださいませ!





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ポエム1

内に潜んでいた希望の能力が外に出てきたので、オレは変わる。 失望や絶望から逃げなくとも、それをキャッチした上で生きていける。 人が好きになる。 何かを始める時の、最初のポジショニングが、どこか分かった。 ただこれらは予感の世界なので、罰や倫理や死を身体で受け止めていく。 すごく簡単に言うと、オレは泣き止んだ。

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