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  • 執筆者の写真石塚

ミルトン・エリクソン読書会(月曜日)

本日、エリクソンの読書会をやっています。ミルトン・エリクソン(Milton H〔yland〕 Erickson, 1901年12月5日 - 1980年3月25日)は、NLPの基礎を作ったとも言われる卓越した臨床技術をもった精神科医・心理学者です。


書籍「ミルトン・エリクソンの心理療法セミナー」はエリクソンが弟子の治療家たちのために、アリゾナ州の自宅で開いた一週間の教育セミナーの書き起こし・再現です。​


この本を輪読という形で、参加で読み合い、自分たちの経験と照らし合わせながら、実際にどのようなスキルが使われているのかを読み解いていく読書会です。


こちらが詳細ページです。

https://www.alaya-exp.com/milton-erickson


エリクソンは逸話(物語)をつかって、クライアントとやり取りをしています。


■心理療法における逸話の効果 ▼診断(13年間 恐怖症で悩む女性 ゆっくり乗り越えるパターン、すぐに乗り越えるパターンの逸話を利用)どっちに反応するのか。 ▼ラポールの確立 (学生の競争心への理解) ▼治療課程  1、問題となるポイントの示唆 弁護士 ガーティー(汚い歴史家)  2、解決法の示唆(サリー 催眠誘導)間接的に示唆、自分が気づくと、気づきを名誉にすることができる。  3、自分自身を理解してもらうために (人に兄弟のこと話してもらえば、自分の兄弟のことも話すべき。逸話は連想、  4、考えの発展を促したり、動機づけを高めたりするために(シーディング技法 種まき技法)  5、治療的に対人関係を制御するために(治療者という上の立場にいる人間といるときにクライアントが安心する逸話)  6、指示を入れるために  7、抵抗を弱めるために(逸話を使う量は知覚される量に正比例する)  8、問題に対して新しい枠組みを与えたり再定義したりするために(症候と態度 この枠組みを変える) 木曜日のセッションの始めによい例がある。


■催眠における逸話の効果 ▼診断的使用  没入性、催眠感受性  反応性、直接的か間接的に反応するのか  注意性、内的・外的、焦点と拡散  制御性、柔軟性 ▼催眠誘導につかう ▼構えを崩す 被験者を混乱させる ▼催眠状態のパターンをつくる アルファベット文字の心像や資格象 年齢退行、過度の見坊、分離、幻覚 ▼催眠療法での使用 症候を考えさせないようにする 痛みをコントロールする




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ポエム1

内に潜んでいた希望の能力が外に出てきたので、オレは変わる。 失望や絶望から逃げなくとも、それをキャッチした上で生きていける。 人が好きになる。 何かを始める時の、最初のポジショニングが、どこか分かった。 ただこれらは予感の世界なので、罰や倫理や死を身体で受け止めていく。 すごく簡単に言うと、オレは泣き止んだ。

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