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執筆者の写真石塚

「世間並みの美しさ」って何なのか

ルッキズムを語ってる数少ない記事。



「世間並みの美しさ」って何なのか。


フェイスブックやインスタの「いいね」ボタンは、素な直感というより、世間並みか、それより優れているか、社会的な評価の空気を作り出す装置になってしまっている。


世間並みだね ボタン ちょっと優れてるじゃん ボタン みんな押してるし、押しとこボタン ワタシも同じコンプレックあるけど、そこ表現してくれてありがとう ボタン


とかにしたらどうなるんかな(笑)


年齢と共に自然に体形は変わるし、遺伝の要素も大きい。しかし、アンチエイジングや社会的な価値に寄せるエステやファッションが自己責任のような形になり、やっていないと社会的にNGな人という認定がくだる。


記事にある「生産的な人間にならないと敗者」という強迫観念の中に「容姿」の問題、見た目問題(ルッキズム)が含まれている。


大人が子供を褒める時の「カワイイね! いい子だね!」の倫理観はいったいどこから来ているのか。


それがそのまま受け継がれて、逆に苦しみを作ってる可能性があるよねえ。


自分の美的センスはどこか来ているのか、少し美について内観するだけで、他者への接しかたも、褒めかたも変わってくる。


自分の価値を少しだけ相対化することで、いかにコミュニケーションが豊かになり、苦しみから救われることになるのか。記事から学ぶことができた。

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