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執筆者の写真石塚

「AI×ブロックチェーン」(湯川塾46期)

ITジャーナリスト湯川さんが主催するテクノロジー系の勉強会、第46期が今日からスタート。。私は事務局として運営を手伝っております。


今回のテーマは「AI×ブロックチェーン」


Amazon、Google、Facebook、LINE、などは中央集権型サービス。インターネット、電子メール、そして新技術であるブロックチェーンを使ったBittorrent、Bitcoinなどは非中央集権型サービス。


非中央集権型のアプリは「DAPP」と呼ばれ、仮想通貨取引所やゲームなど徐々に数が増えている。


個人情報が一つの企業に集中しだすと、プライバシーに関する様々な問題がでてくる。特に欧州は国や企業など、大きなところが個をセグメントするような情報を持つことをきらう。


その流れに反応するかのように、欧州ではGDPR(一般データ保護法)が施行される。GDPRや中国の個人情報保護法などが世界的なルールのベースになってくると、中央集権型サービスが個人情報を持つことが難しくなる。


アイルランドには、Facebook、Airbnb、Apple、Google、Twitter、Microsoft、LinkedInのヨーロッパ本社がある。そのアイルランドの総務省データ保護委員のHelen DixonさんはIT企業に対して「わたしの権限をフルに活用すると思っていて」と警告ともとれる発言をしている。


そんな中で、我々はブロックチェーンを理解して、イノベーションを起こすようなサービスを作ることができるのか。


ブロックチェーンとは 1、誰かの保証はないが、間違いなく動作する 2、動作は記録され、その記録は改ざんされず、当事者全員が確認可能。全員がシステム上の記録を信用できる。 3、内部不正の可能性を少なくする 4、サイバー攻撃にもデータ消去や改ざんなどはされない。

ブロックは以下の3つの要素で作られている。 (A) トランザクションデータ(Tx): ユーザー間でやり取りした決済情報などの取引 (B) ナンス(Nonce): ハッシュを計算するための鍵を握る値 (C) 前のブロックのハッシュ値(Prev Hash): ブロック同士を連携させるための情報

ここでのハッシュ値は、データを一方向にしか変換できないハッシュ関数に「ナンスと個別のトランザクションデータおよび前のブロックのハッシュ値」を代入することで導出される値。

ブロックチェーンを使ったビジネスが分かりにくいワケ 1、管理者がいないので、責任の所在が明確にならない。 2、金融がからむため、国の規制の影響をうけやすい。 3、急速に発展中の技術なので、状況が刻一刻と変わる。

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