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執筆者の写真石塚

茶器と触覚

本日は表参道の茶器屋(アルテクラシカ)さんで、茶器を鑑賞する会に参加してきました。どんな角度からでも、話をしながらでも鑑賞できちゃう、あまりないスタイルの面白い会でした。


茶器の見方として「見込み(みこみ)、口縁(こうえん)、高台(こうだい)、胴(どう)、腰(こし)」という構造を覚えました。


写真の茶器は150年くらい前の茶器なのですが、持った印象はずっしりと「そこにある感」が伝わってきて、その存在を認めている自分も存在していると実感できました。


飲み口は厚めで食欲を満足させ、茶器を温めてから抹茶を立てたので口縁も暖かく、安堵も同時にやってきました。これは実際の物質を体内にいれる作業とは違った欲望を満たす装置だなと納得しました。


触感と欲望は根底でくっついています。茶室も含めて茶道は人間が正直になれるシステムなのだと改めて認識しました。


そのあとはサウナで仕上がりました。触感とは何か、それをデザインするにはどうしたら良いのか。むふふのふ。


触感を調べていたら、特殊感覚、体性感覚、内臓感覚、そしてそれぞれの受容体の機序、つまり生理学のアップデートにハマって抜けられなくなったので整理したら、ブログにしておきます。




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