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執筆者の写真石塚

「カワイイパラダイム研究デザイン」

不完全で小さく


緩い態度の顔見知りで


暖かく柔らかく


軽く淡く時に少し濃い時もあり


透明と不透明を行き来しながらも不揃いで


身近で懐かしく


曖昧で不合理ながらも


細やかで儚さがあり


間抜けで優しく


無名の土着感があり


アンバランスで浮遊しながら


擬人化できるくらい何かに見えてくる。


それが「カワイイ」だった。

カワイイはクール・アーバンの反対とも言える。


言葉との距離感がとれて初めて比較表現が獲得できる。これはロジックで浮遊する遊びなのだ。インスケープ・デザインの基本。




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